全体DDPⅠ-Ⅳ


  【全体DDPⅠ  (11/3-4)】

 

 

 

  当事業は、11月3日、4日に全体DDPⅠを東京都内で開催しました。

 

 

  初顔合わせとなる全体DDPⅠは、主に団員と局員の交流や、今後の政策立案や会議戦略作成、会議行動において必要とされる思考力やスピーチ力の土台を形成することを目的としました。

 

  初日は、まずDDPの全体像を説明したのち、団員の自己紹介を兼ねたプレゼン発表およびプレゼン練習を行いました。団員たちはパワーポイントの作成方法やスピーチに関する基礎的な知識を学び、自分では気づきにくいクセなどの克服に尽力しました。また、論理的思考に関する基礎的な思考法、帰納法と演繹法についての講習を行いました。

 

 

  2日目は、再度自己紹介プレゼンの発表とリバイズを行い、より質の高いプレゼンを行うことを目指しました。団員たちは局員からの指摘を受け、前日よりも効果的ななプレゼンを行うことができ、短期間で成長した姿が多く見受けられました。また、思考法の講習の第2弾として、問題解決能力に関する講習を行いました。団員たちは、ここで担当する議題の分析から政策立案までの一連の流れを学び、その手法に基づいて約5ヶ月間もの間NMUNに向けた政策の準備を行います。

 

  2日間の間には、団員たちにとっては初めて学ぶ内容もありましたが、講習では団員と局員との間で積極的な議論がなされるなど、双方にとって学びの多い機会となりました。


【全体DDPⅡ(1/12-13)】

 

  当事業は、地域DDP①を挟み、1月12日、13日に全体DDPⅡを東京都内で開催しました。

 

  この全体DDPⅡでは、主にプレゼンの基礎や応用的な技術を身に付けること、そして生きた交渉術を学ぶことを目的としました。 

 

  初日は、プレゼンテーション指導を専門とされているJプレゼンスアカデミー様から英語のプレゼンについて特別講習を提供していただきました。当講習では、パワーポイントの効果的な作成方法等のプレゼンに関する基礎的な知識から、スピーチにおける言葉の強調方法等の発展的な知識まで、幅広く学びを得ることができました。普段の講習のような座学ばかりではなく、実践を交えた内容に、団員も楽しみながら技術を体得しました。当講習で学んだ技術はプレゼンだけでなく模擬国連会議全米大会(以下NMUN)でのスピーチについても応用できるものが多く、団員局員にとって非常に得るものの多い講習となりました。Jプレゼンスアカデミー様、ご協力いただき誠にありがとうございました。

 

  2日目は、まずグループに分かれて即興英語プレゼン作成を行うコンテンツを実施しました。ここでは、グループディスカッションで学んだグループワークの進め方や、前日の講習で学んだプレゼンの作り方など、これまでの学びを生かして短時間で質の高いプレゼンを作成しました。作ることができました。また、午後からは実践的な交渉コンテンツを実施しました。3つのグループに分かれて様々な条件のもと、利益を最大化するためにはどのような交渉態度をとるべきなのか、あるいは利益の下限を割らないための選択肢は何なのか、を切迫した鬼気迫る状況で判断するなど、普段経験することのないような交渉の場を通して経験し、新たな知見を得ることができました。NMUNや社会に出た際に積極的にぜひ生かしてほしい内容でした。


 【全体DDPⅢ(2/24-26)】

 

  当事業は、全体DDPⅡから間に地域DDP②、③を挟み、2月24日から28日にかけて全体DDPⅢを東京都内で開催しました。政策発表会を間に含む全体DDPⅢでは、前半の2日間は政策発表会に向けてこれまで取り組んできた成果物のブラッシュアップを目的とし、政策発表会ではその成果をご来場いただいた方々にプレゼン形式で発表し、コメントと言う形で頂いたご意見をもとに成果物をブラッシュアップすることを目的としました。また、後半の2日間は政策発表会で頂いたコメントを改善する形で成果物のさらなるブラッシュアップを行い、NMUNに向けた準備を進めることを目的としました。

 

  政策発表会を控えた24日、25日は、幣事業のOBOGの先輩方を交えて団員の成果物である政策やプレゼンのリバイズを行いました。全団員が、これまでの集大成として真摯に成果物のブラッシュアップおよび最終調整に向き合いました。

 

  2月26日には、上智大学にて政策発表会を開催しました。政策発表会では、団員によるプレゼンの発表や専門家の方々による政策へのコメントをいただきました。また、当日は専門家の方々とのセッションと並行して政策立案体験コンテンツを実施しました。ご来場いただいた全ての方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

  続く2月27日には、まず政策発表会の反省として、皆様からいただいたコメントをもとに、どのようなリバイズが可能かを考えました。また、NMUNに向けて国の立場を表明するPosition Paperの執筆を行いました。これらの作業を通じ、成果物をより論理的に伝えるためにはどうしたらいいのか考えることができました。加えて、グループディスカッションの練習として、新たに選択型のグループディスカッションの実践練習を行いました。この練習を通じ、団員たちは論理的に何か一つの選択をグループとして行う方法を体得しました。初めて行う形式のディスカッションでしたが、これまで学んだ技術をうまく活用し、効果的な議論を行うことができました。

 

  最終日である2月28日には、NMUNの会議細則を模した英語プロシージャ会議を行いました。NMUNの会議細則は、普段私たちがJMUNで使用している会議細則とは異なるため、団員は苦戦する場面が多々ありましたが、一連の会議を通じてより良い理解が得られました。

 

 

  政策発表会やNMUNに向けたコンテンツを通じ、これまでよりも大きく成長した団員たちの姿が見受けられました。

 


 【全体DDPⅣ(3/11-12)】

 

  当事業は、3月11日、12日に全体DDPⅣを東京都内で開催しました。  

 

  渡米前々日・前日にかけて開催された全体DDPⅣでは、NMUNでより良い活躍をするために、NMUNの会議形式に慣れ、どのような会議行動が求められるのかを学ぶことを目的とし、NMUNの形式を模した英語会議を行いました。

 

  NMUN形式での会議は団員たちにとって2度目ながら、自分たちができることは何かを考え、初回よりも積極的に発言し行動できた団員が多く見受けられました。また、スピーチやグループ内での行動を前回よりも自発的に工夫できた団員も多く、成長した様子が見られました。NMUNでの活躍が期待されます。 

 


  全体DDPを通じ、団員たちはともに切磋琢磨しあい、選考の頃と比べて大きく成長しました。ここで得たものは、団員たちにとって必ずNMUNや今後の全米団事業運営並びに模擬国連活動にも生きてくると考えています。

 

  最後になりましたが、この場をお借りして、DDP開催にご協力いただいた全ての方々に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 2019年3月22日

 36代運営局DDP(団員育成プログラム)担当

 村田 彩緒

 




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