11代 梅川 れい子


現在のお仕事について教えてください。

 

岩手県庁に採用され、23 年目になります。現在は保健福祉部障がい保健福祉課で、精神保健福祉を担当するグループの総括をしています。主な担当業務の一つにアルコール健康障害対策があり、今年度中にアルコール健康障害対策基本計画に基づく都道府県推進計画の策定することを目指して、日々奮闘中です。

 

 

全米団での経験はこれまでのキャリアや人生にどのような影響がありましたか?

 

平成 12 年に、地方自治体職員の研修所である「自治大学校」の国際交流研修課程に派遣されました。研修の一環として、2週間ほどかけてアメリカのニューヨーク、カンザスシティ、サンフランシスコに行きましたが、ホテルでの生活、歓迎行事、聞き取り調査等、すべての場面において全米大会での経験が役に立ちました。残念ながら、国際的な業務に就いたことはないのですが、”Think globally, act locally”と言うように、自分の仕事はどれも、世界情勢と地続きだと思いながら取り組んでいます。

 

 

今後のビジョンを教えてください。

岩手県では現在、次期総合計画の策定に取り組んでいます。総合計画は、今後 10 年間の長期的なビジョンを定めるものなので、策定機会は 10 年にいちどしか巡ってきません。MUN でも決議案にその一言を盛り込むかどうかで激しい議論が行われたりしますが、地方行政でも、法令や計画など長く使われる文書にどのような言葉を盛り込むかはとても重要です。10 年後の世界がどのようになっているかを予想しながら、よりよい未来に向けたロードマップを描き、それを実現していく仕事に全力投球したいです。




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