渡米報告


  第31代日本代表団の渡米が終了しましたので、渡米の概要を、サンフランシスコ滞在、ブリーフィング、全米大会に分けて報告します。

・サンフランシスコ滞在

 3月14日に日本を発ち、現地時間同日午前9時にサンフランシスコに到着しました。サンフランシスコでは、提携校であるサンフランシスコ州立大学の学生たちと交流しました。具体的には、共に模擬国連などの大学の授業を受けたり、様々な場所に観光に行ったりしました。学生たちのシェアハウスに滞在し、現地の学生たちと衣食住をともにしました。一週間の御礼の意もこめて、日本文化を紹介するパーティーを開き、茶道や折り紙などの日本の伝統文化や、日本のお菓子・食事などをふるまいました。

・ブリーフィング

 ニューヨークのアパートメントに移動した後は、国連本部にて、様々な国際機関の職員の方からブリーフィングを受けました。普段の職務内容や、自らが現在の職に至るまでの経歴、現在の国連に対して感じている思い等をお伺いしました。最前線で働いていらっしゃる方ならではのお話を数多く伺うことが出来、有意義な時間を過ごせました。団員たちの中にも、価値観や将来のビジョンが変わったものもおりました。

・全米大会

 一週間のブリーフィングを終え、シェラトンホテルに移動して全米大会に臨みました。大会序盤は、様々な出身の人がいて英語が飛び交うというなれない議場環境にとまどい、苦しむ団員も見受けられました。しかし、会議が進むにつれ、自分の役割を見つけ、果敢に交渉に挑んでいました。そのような団員の姿は、団員育成プログラムを経て成長したのだということを実感させてくれました。結果として、個人の部ではポジションペーパー賞と最優秀大使賞を一つずつ、団体の部では、上から3番目の「名誉大使団賞」を受賞することが出来ました。提携校の学生との連携をうまくとり、各自が持てる力を発揮した成果だと考えています。

 3週間の渡米プログラムは、団員にとっても団長にとっても非常に有意義なものでした。この経験で何を得ることができたのかを常に自分自身に問い、これからの生活に活かしていきたいと思います。

 最後に、この渡米を成功させるにあたりご協力・ご支援いただいた多くの皆様に深い感謝の念を述べて、報告を終えさせていただきます。 

 

2014年4月25日

31代運営局団長

瀬川 知己

 




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