政策発表会


【第36代派遣事業による政策発表会は、終了いたしました。お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。】

 

 当事業は、2019年2月26日に上智大学にて政策発表会を開催しました。

 

 今年度の政策発表会は、以下のような構成としました。

第1部 政策プレゼンテーション発表

第2部 政策立案体験 / 専門家との意見交換会

 

 第1部では、第36代派遣団員がNMUNで取り組む議題についてDDPを通じて作成した政策について英語でプレゼンテーションを行いました。当日は、当事業の顧問である石原直紀先生(立命館大学国際関係研究科特任教授)、本田文子先生(上智大学経済学部准教授)、高橋和志先生(上智大学経済学部教授:当時)にご参加いただき、専門的な視点や実務経験を踏まえたご意見やアドバイスをいただきました。加えて、プレゼンテーション後のQ&Aセッションやコメントシートを通じ、一般の参加者の方々からもご意見をいただきました。これらをもとに、団員たちは政策のさらなるブラッシュアップに邁進しました。

 

 第2部では、二つのコンテンツを並行して開催しました。

 一つ目は、当事業運営局員による政策立案体験です。前半では政策立案の方法や政策立案に欠かせない要素について、DDP担当の村田がプレゼンテーション形式で講義を行いました。またコンテンツ後半では、運営局員と参加者の方々でグループを組み、SDG 11を用いて実際に政策立案の過程を踏みながら政策を作成・吟味しました。当日は模擬国連活動に関わる多くの学生の方々にご参加いただき、実際にDDPで行う内容の体験に対して好評をいただきました。

 二つ目は、第36代派遣団員と専門家の方々による意見交換会です。当日はまず第1部に続いて石原直紀先生にご参加いただき、後半は外務省大臣官房 官房政策立案参事官 兼 中東アフリカ局アフリカ部参事官 兼 国際協力局参事官(地球規模課題担当)で当事業OB(第2代派遣団員)の紀谷昌彦様にご参加いただきました。第1部のプレゼンテーション発表を受け、Q&Aセッション以上に密なコメントやアドバイスをしていただけました。専門家の方々からは、担当国であるオランダのスタンスを留意し、実利的な観点に終始する必要性がないことや、PKOのマンデートに関する詳細なお話をいただきました。盲点を補完することができたと同時に、御二方の知識の広さと深さに驚かされる時間となりました。

 

 発表会当日は、専門家の方々をはじめとして多くの方々にご参加いただき、また数多くのコメントをいただきました。これらは全て派遣団員の全米大会での活躍に生かされるだけでなく、今後の事業運営にも生かされていくことと思います。

 

 この場をお借りして、政策発表会の開催にあたりご協力いただいた全ての方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 今後とも、当事業へのご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。

 

 

  2019年2月28日

   36代運営局DDP担当

村田 彩緒




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