DDPβ


 1月24日、25日に団員育成プログラム(DDP)βを行いました。17日に実施した地域DDPとは異なり、関西の運営局員と団員も関東に赴き、関東でのDDPに参加しました。

 1日目は、当事業の協賛企業であり、プレゼンテーション指導を専門とされているJプレゼンスアカデミー様が特別講習を提供してくださいました。基礎的なプレゼンテーションの構成をはじめとして、効果的な強調表現やボディランゲージ、Q&Aセッションのデリバリー方法などについて、プロの視点から1人1人に対して丁寧に教えていただきました。本来数日間にわたって行うプログラムを1日に凝縮したものであったため、はじめのうちはほとんどの団員がその情報量の多さに圧倒されていましたが、それらをうまく吸収し、1日の終わりには見違えるほど上達したプレゼンテーションを見せてくれました。講師の方からも「非常にレベルが高い」とのお言葉をいただくことができ、団員にとっても大きな自信につながったと思います。

 2日目は、アウトプット能力の向上と政策のブラッシュアップを意識させました。前日のコメントを反映させた政策プレゼンテーションを行った後、通常より長めの政策ディスカッションを行いました。前回行った際とは異なるメンバーでグループを構成し、様々な新しい指摘を受けながら、政策の改善方法について話し合いました。自らの問題意識の根本から考え直し、その根本的な過程に問題があると気づいた団員も複数見られました。政策立案の過程を見直す良いきっかけになったという点で、今回の政策ディスカッションは非常に有意義なものになったと感じています。

 また、今回のDDPでは英語模擬交渉も行いました。英語模擬交渉とは、大使になりきり英語で交渉の場をシミュレーションするもので、大会本番の雰囲気を掴むこと、そして英語で意見を伝える難しさを実感してもらうことを目的として行いました。団員は慣れない英語交渉であったにもかかわらず、しっかりと交渉することができていたように思います。3月に行われる全米大会に今回の練習を活かしてほしいと思います。

 政策発表会まで残り1ヶ月を切りました。これまでDDPで学んできた成果を存分に発揮すべく、今後益々運営局員、団員ともに一丸となってプレゼンテーションスキルの向上と政策の洗練に励んで参ります。

 今後とも何卒当事業をよろしくお願い致します。

 

2015年2月4日

32代運営局DDP(団員育成プログラム)担当

河原 沙也加




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